リスクオフでも円高にならない理由
異変は昨年2019年から始まった。
2008年、リーマンショックの時は金利の安い円を借りて高金利通貨を買う円キャリートレードが活発に行われた。
ちょうどFxが世に普及し始めた時期でもあり、スワップ金利目当てで南アフリカランドや、オセアニア通貨などが買われたものだ。
それがリーマンショックを機に、それまで買われていた高金利通貨がストップロスを巻き込み反対売買が相次いだわけだ。
2020年現在はその様な動きにはなっていない。
株安でも円が売られたりする。
正確にはドルが買われるか売られるかでドル円相場は動いている。
この傾向は2019年から顕著に現れてきた。
今後もこの傾向は続くだろう。
そしてハイパーインフレが起こるのか?
どの国がデフォルトするのか?
先が見えない現在の相場である。
リスクを極端に取らず、まずはマーケットで生き残ることを最優先に行動すべきときである。